柏、ACL初戦で悪夢の後半3失点 主将・大谷「最低でも引き分けで終わらなければ……」

敵地での奮闘も虚しく、黒星スタートを切ることとなってしまった柏 photo/Getty Images

痛恨の逆転負けで悔しさにじませた監督と主将

柏レイソルは13日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第1節で全北現代モータース(韓国)とアウェイで対戦。ハモン・ロペスと江坂任がゴールを奪い、前半を2点リードして折り返した柏だが、後半に3失点し、痛恨の逆転負けを喫した。

試合後、インタビューに応じた柏の下平隆宏監督は「アウェイの全北戦ということで、我々が準備してきたものを出せたが、最後やられてしまって悔しい試合だった」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

そして「アウェイの雰囲気のなかで2点先制して、良い形で前半を終えたけれど、後半は全北さんのクオリティの高いパワフルな攻撃に終始圧倒された。それでも自分たちも3点目、4点目を取るチャンスがあったなかで、ゴールを許して、最後は逆転負け。ただ選手たちは本当に戦ってくれていたし、勝負はどちらに転がってもおかしくない試合で、そこをものにできなかったのは悔しい。Kリーグのチャンピオンである全北が素晴らしいチームだった」と試合を振り返った。
キャプテンマークを巻いてプレイしたMF大谷秀和も「アウェイで2点先制できただけに、最低でも引き分けで終わらなければいけない試合」と悔しさをにじませつつ「相手には決めるべき選手がいて、簡単には勝たせてもらえないという厳しさを改めて味わされた試合になってしまった。3点目を獲れたらということもあるが、リードした以上は勝ち点を獲らなければいけないし、自分たちは細かい部分までもっともっと厳しくやっていかないといけない」と語っている。

柏は次節、20日に天津権健(中国)をホームへ迎え入れる。きっちり気持ちを切り替え、多くのサポーターの前で勝ち点を得ることができるのか。

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