S・ラモスとヴァランを支えるレアルの”3番手DF” SBもこなす28歳は今季プレイタイムがチーム最長に

レアルで重宝されるナチョ photo/Getty Images

AチームでもBチームでもプレイ可能

昨夏にはペペが退団し、今季はセルヒオ・ラモスが離脱するなど、レアル・マドリードの守備陣には問題があった。その中で指揮官ジネディーヌ・ジダンから信頼されていたのがナチョ・フェルナンデスだ。これまではセンターバックの4番手といった立ち位置だったが、今季は負傷者が出たこともあってフル稼働。全てのコンペティションを含め2347分間プレイしている。

スペイン『as』によると、このプレイタイムは今季レアルのDFの中では最長だ。ラモス、ラファエル・ヴァランに比べると存在感は薄いが、堅実な守備でチームに大きく貢献している。サイドバックもこなすことができ、若いアクラフ・ハキミを信用できない場合はナチョを右サイドバックに回すのもいいだろう。

また、ナチョはここまで怪我無く戦えていることについて「恐らく僕のライフスタイルの影響だろうね。僕は普通の人よりも体をチェックしているから」と答えている。過密日程の中でも戦えるコンディションを維持するべく自己管理を徹底しているのだろう。
今後はチャンピオンズリーグ決勝トーナメントも控えており、国内リーグでジダンお得意のローテーション策を採用する可能性もある。その際AチームでもBチームでもプレイ可能なナチョは大きな存在となるはずで、28歳のセンターバックはラモスとヴァランの穴を埋めるうえで最高の存在と言えよう。

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