ついに長期政権樹立か マンUがモウリーニョと新契約締結へ

プレミアリーグで苦戦を強いられているモウリーニョ監督 photo/Getty Images

近年は成功が長続きしていないモウリーニョ

昨季よりマンチェスター・ユナイテッドを率いているジョゼ・モウリーニョ監督。就任1年目でリーグカップとUEFAヨーロッパリーグのタイトルを同クラブにもたらすなど、まずまずの戦績を収めている。

こうした状況のなか、同クラブの首脳陣が同監督との新契約締結を望んでいることが英『BBC SPORT』で明らかに。両者による会談が順調に進んでいることが併せて報じられるなど、2021年までの契約延長が目前に迫っている。

レアル・マドリードでの任期3年目で主要タイトル(リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯、UEFAチャンピオンズリーグ)を逃したほか、その後に復帰したチェルシーでの3年目で途中解任の憂き目に遭うなど、なかなか成功が長続きしないモウリーニョ監督。今季もプレミアリーグで首位マンチェスター・シティに勝ち点差12をつけられているほか、同リーグ上位勢(マンチェスター・シティ、チェルシー、トッテナム、リヴァプール)との対戦成績が1勝1分け2敗と、芳しくない状況が続いている。強豪相手に守備的すぎる戦いを披露し続けたことが災いし、各方面より不評を買っている同監督だが、周囲の雑音を一蹴するだけの結果を残すことができるだろうか。同監督の今後の采配や契約延長交渉の行方に注目が集まる。

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