鳴り物入りでレアルに加入も......
昨夏にべティスからレアル・マドリードに移籍したMFダニ・セバージョス。今季開幕前に行われたU-21欧州選手権の最優秀選手賞に選出され、鳴り物入りで同クラブに加入した同選手だが、今季のリーガ・エスパニョーラ(17試合消化時点)で先発出場が2試合に留まるなど、苦境に立たされている。
こうした状況のなか、ユヴェントスが同選手の獲得に本腰を入れたことが英『TRIBAL FOOTBALL』で明らかに。既に両クラブ首脳による会談や移籍交渉が行われ、ユヴェントス側が入札に踏み切ったことが併せて報じられた(入札額は不明)。
自身の友人にむけてべティス退団を後悔している心境を明かしたことが同メディアで伝えられるなど、現所属先への帰属意識が薄まりつつあるセバージョス。今季の国内リーグでの不振が災いし、同選手をはじめとする若手の有望株を試す機会を逸してしまったジネディーヌ・ジダン監督だが、今後の起用法しだいでは同選手が同クラブ退団を決断する可能性も否定できない。引き続き同監督の人選が鍵を握りそうだ。