「アビスパ福岡のJ1昇格に貢献したい」
J2のアビスパ福岡は7日、J1の川崎フロンターレから元日本代表FW森本貴幸が、完全移籍で加入することが決まったと発表した。
現在29歳の森本は東京ヴェルディの下部組織出身で、2004年3月に当時Jリーグ史上最年少の15歳10ヶ月6日で公式戦デビューを果たした。同年5月には当時J1最年少得点となるゴールを決めている。そして、2006年7月に海外挑戦を決断。カターニャ(イタリア)、ノヴァーラ(イタリア)、アル・ナスル(UAE)でプレイしたのち、2013年8月からJリーグへ復帰しており、ジェフユナイテッド千葉へ加入していた。2016年シーズンからは戦いの舞台を川崎へ移し、昨季はリーグ戦11試合に出場(3ゴール)して、J1優勝を経験している。
そんな森本はクラブの公式サイトを通じて「今シーズンより、川崎フロンターレから加入することになりました森本貴幸です。これまで培ってきた全てのものを出し、アビスパ福岡のJ1昇格に貢献できるように頑張っていきたいと思います。宜しくお願いします」と意気込みを語った。
2017年シーズンはJ1昇格プレイオフへ進出したものの、あと一歩のところでJ1復帰を逃していた福岡。森本は同クラブをJ1へ導くことができるのか。