「内田のドイツでの冒険は終わった」 シャルケで愛された日本人右SBのキャリアにブンデス公式も賛辞

ドイツを去る内田篤人 photo/Getty Images

7年半の冒険が終わる

2010年からドイツでプレイしてきたDF内田篤人の鹿島アントラーズ復帰が決まった。

内田は怪我の影響で満足なプレイができず、2017年夏に7年を過ごしたシャルケを退団。ブンデスリーガ2部のウニオン・ベルリンに挑戦の場を移していた。しかしウニオン・ベルリンを指揮していた恩師イェンス・ケラーもクラブを去り、内田の出場機会も思うように増えなかった。2018ロシアワールドカップまで半年という段階で、Jリーグ復帰を決断することとなった。

その内田をブンデスリーガ公式サイトも特集している。「元シャルケ内田のドイツでの冒険は終わった」と取り上げられており、ブンデスリーガ通算104試合に出場したことや、チャンピオンズリーグではあのレアル・マドリードを4-3で撃破した伝説の一戦にも出場したことなどが紹介されている。内田はシャルケを退団する際にもセレモニーが行われるなど、愛された存在だったことが分かる。他にも日本人初となるチャンピオンズリーグ4強入りを経験するなど、シャルケにとって右サイドバックの内田は貴重な存在だった。
鹿島は西大伍や伊東幸敏など右サイドバックを担当できる選手は多いが、チャンピオンズリーグでも戦った内田の経験は鹿島の若い選手たちにとっても財産となるだろう。ワールドカップ出場の目標も捨ててはいないはずで、、早く赤いユニフォームをまとった内田の姿を見たいものだ。

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