ポグバのベストポジションはどこ? アンリ氏「彼はボランチの選手ではない」

エヴァートン戦で活躍したポグバ photo/Getty Images

ユーヴェ時代と同じポジションを

現在は解説を務める元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は、以前からマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバの起用法を気にかけていた。ポグバはボランチ、トップ下など中盤の複数ポジションをこなせる選手だが、アンリ氏はマンU加入以降ポグバがベストポジションで起用されることが少ないと指摘していたのだ。

では、アンリ氏の思うポグバのベストポジションはどこなのか。それは[4-3-3]の左インサイドハーフだ。2-0で勝利した1日のエヴァートン戦ではネマニャ・マティッチ、アンデル・エレーラと守備的な仕事をこなせる選手と共に中盤に入ったことで守備の負担も和らげることができ、2ゴールともポグバが絡んでいる。

英『Daily Mirror』によると、アンリ氏は左のインサイドハーフこそユヴェントス時代からのベストポジションだと主張し、エヴァートン戦での起用法に満足しているようだ。
「彼は複数のポジションをこなすことができる。でもユナイテッド加入当初に言ったように、彼はボランチの選手ではない。3枚のMFの左こそ彼のベストポジションなんだ」

同氏はこの試合でジェシー・リンガードが左サイドから中に入っていき、空いた左サイドをポグバが使うやり方に手応えを感じている。マンUでは[4-2-3-1]のシステムが採用される機会も多く、ポグバがボランチを担当することもある。しかしアンリ氏はこれではポグバの能力が100%発揮されないと考えているようだ。ポグバがいかに気持ちよくプレイできるのか、これを第一に考えてチーム作りを進めるのも悪くないだろう。

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