PK献上で引き分け止まりに クロップは判定に怒り心頭[映像アリ]

不用意なプレイでPKを献上したロヴレン(写真中央) photo/Getty Images

「ロヴレンはタックルすら試みていない」

10日にプレミアリーグの第16節が行われ、リヴァプールがエヴァートンに1-1で引き分けた。

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は試合後に行われたインタビューで、同クラブが1点をリードして迎えた77分に相手にPKを与えたクレイグ・ポーソン主審の判定を批判している。『INDEPENDENT.IE』が伝えた。

「あの場面で(デヤン・)ロヴレンはタックルすら試みていない。(ドミニク・)キャルバート・ルーウィンが彼の前に侵入し、ロヴレンは彼の背中に手を添えただけだ。あなた(インタビュアー)がPKと言うのなら仕方がないが、私の考えは変わらない」
また、同監督はポーソン主審の判定を支持したインタビュアーに対し、次のように述べている。

「(判定を支持するなら)今すぐインタビューを打ち切ってもらっても構わない。私はサッカーに精通している人と話したいからね」

ロヴレンが自陣ペナルティエリア内でキャルバート・ルーウィンを押し倒したとし、エヴァートンにPKが与えられた今回の場面。相手選手を過剰に押したとは言い難いものの、サッカーの競技規則では相手選手に不用意または無謀な方法で挑む行為が反則として定められている。今回のロヴレンのプレイは「相手に挑む時の注意や配慮、及び慎重さに欠けている(相手選手を不用意に押した)」(※)と判断できるため、判定は妥当と言わざるを得ないだろう。

(※)サッカー競技規則より一部抜粋。


参照元:youtube(当該場面は2分05秒~)

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