「プレミアリーグでプレイできるのは夢のようだ」
チェルシーは8月31日、トリノからイタリア代表DFダビデ・ザッパコスタを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は4年間で、移籍情報サイト『transfermarkt』などによると、移籍金は2800万ユーロ(約37億円)とのことだ。
現在25歳のザッパコスタはイタリア代表の各年代でプレイし、昨年11月にA代表デビュー。これまで4キャップを記録している。一方、クラブではアタランタやアヴェッリーノなどでのプレイを経て、2015年夏にトリノへ移籍。加入初年度からチームの主力として活躍し、昨季もリーグ戦29試合に出場していた。
イタリア代表の指揮官を務めたアントニオ・コンテ監督のもとでプレイした経験(リザーブメンバーとしてEURO2016に参加)もあるザッパコスタ。クラブの公式サイトを通じて「チェルシーに加入し、プレミアリーグでプレイできるのは夢のようだよ。このチームでプレイすることに興奮している。コーチやチームメイト、サポーターに、僕が持っているクオリティを見せつけたい」と意気込みなどを語っている。
アレックス・サンドロやアントニオ・カンドレーヴァなど、何人もの選手の獲得が噂されてきたが、ついにウイングバックの補強に成功したチェルシー。ザッパコスタは同クラブの期待に応えることができるのか。