コロナ禍で絶好調な業界といえばアウトドア業界ということで、今月も関連アイテムを紹介。こちらは、米国ユタ州のソーラー&バッテリー製品のパイオニア「Goal Zero」の新モデル。同社はアフリカのコンゴでNPO活動をしていた創業者が、電気を使えない貧困層をなくすことを目的として2008年に設立。モバイル型の太陽光発電メーカーとして高性能なアイテムを数多く発売しています。
リチウムイオン電池を内蔵したLEDライト「Torch 500」もまた、本体にシリコン型ソーラーパネルを搭載。あくまでも補助的なソーラー充電となりますが、いざという時に強い味方になってくれるのは間違いありません。なお、別売りのソーラーパネルを使用すれば、より素早い充電も可能。
主な機能としては、スポットライトとフラッドライト(周囲を広く照らせる)の二刃流。3段階の輝度調整ができ同時点灯も可能なので、暗い場所での作業やキャンプなど幅広く使うことができます。また、USB出力機能も備えているので、スマホなどデジタル機器への給電もOK。充電しながらライトを点灯することもできちゃいます。本体への充電はUSB Type-Cポート(最大5W、5V1.0A)、または前述のソーラーパネルにて。最大500ルーメンという大光量および、IP67の防水防塵仕様というのも大きな魅力。
ということで、①大光量のスポットライトとフラッドライトを搭載 ②ソーラー充電も可能で ③給電もできる。そんなアウトドア系ハットトリックプロダクトなのです。
文/富山英三郎
『Torch 500(トーチ 500)』
サイズ:W22.4×H5.6×D11.4cm。
重量:約363g。連続使用時間(目安):2~50時間。
充電時間(目安):約4時間(USB充電時)、
約23~46時間(内蔵ソーラーパネル)、
約4~6時間(別売りのNomad 10ソーラーパネル)。
¥オープン(実勢価格8600円前後)
問アスク TEL03-5215-5652
※電子マガジンtheWORLD257号、5月15日配信の記事より転載