日本代表、南野拓実&堂安律のゴールでアフリカの強豪ガーナを撃破 北野颯太と後藤啓介がA代表デビュー!
快勝を飾った日本代表 photo/Getty Images
クリーンシートで試合を終えた
日本代表は14日、親善試合としてガーナ代表と対戦した。
10月シリーズは南米の強豪と2連戦。パラグアイには2-2の引き分けに終わったが、ブラジル相手には0-2の状況からひっくり返し、3-2の歴史的大逆転を飾った。
そして迎えた11月シリーズの初戦はアフリカの強豪ガーナ、プレミアリーグで躍動するボーンマスのアントワーヌ・セメンヨがスタメンに名を連ねた。
一方の日本はブラジル戦の先発9名がこの試合でもスタメンに。ゴールマウスは早川友基が守る。
立ち上がりから日本がボールを握る展開に。すると15分試合が動く。佐野がボールカットから前進すると、左サイドの南野へ絶妙なパス。これを南野が冷静に沈めていいスタートを切った日本が先制ゴールをマークした。
27分に日本にチャンス。久保が中央で起点を作ると、南野のスルーパスに中村が抜け出す。マイナスのクロスに反応した堂安がフリーで左足を振り抜くもこれはガーナDFのナイスブロックに防がれる。久保の絶妙なワンタッチパスから日本がチャンスを作った。
守備面でもワントップのセメンヨに対して谷口がしっかりと対応し、ガーナにチャンスを作らせず試合を進める。
16分南野のゴールで先制に成功した日本はその後もチャンスを作るが追加点を奪うまでには至らず。しかし安定した守備を見せ、ガーナにチャンスを作らせず1点リードで前半を折り返す。
交代なしで迎えた後半、58分日本にチャンス。上田からのパスを受けた佐野がPA付近からミドル。強烈なシュートだったが、コースが甘くこれはガーナGKに弾かれてしまう。
しかし直後の59分、右サイドでボールを受けた堂安がDFと間合いを取りつつ、左足でニアをぶち抜く。日本が欲しかった追加点をマークした。
63分、日本はクロスからピンチを迎えガーナのスレマナに強烈なシュートを許すが、これは早川がしっかりセーブ。2点とられたことでガーナは前への圧力を高める。
66分日本は選手交代。堂安に代えて菅原、田中に代えて藤田をピッチに送り込む。72分、菅原のクロスのこぼれ球に反応した藤田は遠い位置からダイレクトで右足をふりにく。強烈なシュートはいいコースに飛んだが、惜しくも枠を捉えることはできず。
すると日本は75分、北野颯太と安藤智哉、後藤啓介を投入。北野と後藤がA代表デビューを飾った。さらに81分には佐藤龍之介をピッチに送り込んだ。
大きくメンバーを入れ替えた日本は85分左WBにポジションを変えた鈴木が藤田に絶妙なスルーパス。ディフェンスラインの裏に抜け出した鈴木は左足でシュートを狙ったが、枠を捉えることはできず、3点目とはならなかった。
試合はこのまま終了し、南野と堂安のゴールを守り切った日本が2-0で勝利。直近3試合複数失点が続いていたなか、ガーナとの一戦はクリーンシートで終え、快勝を飾った。
[スコア]
日本 2-0 ガーナ
[得点者]
日本
南野拓実(16分)、堂安律(59分)
ガーナ
日本
GK
早川友基、谷口彰、悟渡辺剛、鈴木淳之介、田中碧(→藤田譲瑠チマ 66分)、佐野海舟、堂安律(→菅原由勢 66分)、中村敬斗、南野拓実(→北野颯太 75分)、久保建英(→安藤智哉 75分)、上田綺世(→後藤啓介 75分)