5万人を超える入場者を記録するも…… 指揮官クロップはアンフィールドの雰囲気に苦言 「あまり満足していなかった」

リヴァプールの指揮官クロップ photo/Getty Images

アーセナル戦でのサポートをお願い

カラバオカップ準々決勝でウェストハムを相手に5-1の大勝を収めたリヴァプール。

圧巻の強さを見せつけ、準決勝へと駒を進めたリヴァプールであったが、指揮官のユルゲン・クロップは前節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続き、アンフィールドの雰囲気に満足できなかったと英『Sky Sports』に語っている。

「こんなことを言ったのはずいぶん前のことだが、言わなければならない。前半に少し思ったことだが、選手たちが本当に並外れたプレイをしたとき、私は後方の雰囲気にあまり満足していなかった」
「分からない。彼らは何を望んでいるのか?我々は多くのことを変えた。我々は狂ったようにウェストハムを圧倒し、チャンスを逃した。もし私がスタンドにいたら、1000%前のめりになるだろうね」

同メディアによると、アンフィールドには57332人もの人が訪れていたようだ。またガリー・ネビル氏が「これまで見た中で最悪の雰囲気だった」と述べたマンU戦にも57158人のファンが来場し、アンフィールドでは1963年以来最高の入場者数を記録したようだ。

ここ2試合のホームスタジアムの雰囲気に苦言を呈しているクロップだが、週末に行われるアーセナル戦でのサポートを呼びかけた。

「土曜日にはアンフィールドが必要だ。今週彼らは試合をしていない。彼らのことを少しでも知っている人なら、彼らが準備しているのは知っているだろう。だから、私が相手の監督と口論することなく、アンフィールドは最初の瞬間から全力を尽くしてくれる必要がある。我々は最初の瞬間から必要としている」

またクロップは「体調が良くないなら、チケットを他の人に譲って欲しい」ともコメントしており、首位決戦となるアーセナルとの一戦を前にサポーターに最大限のサポートをお願いした。

アンフィールドでのリヴァプールが無類の強さを誇る要因の1つはサポーターがつくる圧倒的な雰囲気だ。首位アーセナルとの試合でも、相手を圧倒しリヴァプールの背中を押す雰囲気を作り出せるのか注目だ。

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