ベリンガムがトップを走る “得点王争い”に伏兵あり 《18試合で12ゴール》を記録するヘタフェのストライカー 

得点を量産しているマジョラル photo/Getty Images

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A・マドリード相手に2得点

今シーズンのラ・リーガは今夏に加入し、すぐにレアル・マドリードの顔となったMFジュード・ベリンガムになにかと話題が集まりがちだ。

17試合を終えて、首位を走るジローナの存在も今季のラ・リーガの注目の1つだが、スペイン『SPORT』が「ベリンガムの得点王争いの意外なライバル」というタイトルで取り上げているのが、ヘタフェに所属するFWボルハ・マジョラルだ。

マジョラルはレアルの下部組織出身の26歳であり、アウディカップ2015のトッテナム戦でトップチームデビューを飾った。しかしその後は、ヴォルフスブルク、レバンテ、ローマへのレンタル移籍を経て、2022年冬にヘタフェに期限付き移籍を果たした。
ラ・リーガ18試合に出場し6ゴールを記録し、残留に貢献する活躍を見せたマジョラルは昨夏にヘタフェに完全移籍する形となった。レアルでは33試合に出場し、7ゴール4アシストに終わった同選手だが、今季は得点を量産している。

ここまでリーグ戦18試合で12ゴールをマークしており、得点ランクトップを走るベリンガムとの差はわずか1点で2位につけている。昨季リーグ戦35試合で8ゴールに終わったことからも今季の得点ペースの凄さがわかる。

17節のアトレティコ・マドリードとの試合でも2ゴールを奪う活躍を見せたマジョラル。ヘタフェは8位となっており、得点ランクトップのベリンガムや3位のアントワーヌ・グリーズマン(A・マドリード)4位のアルテム・ドフビク(ジローナ)が所属するクラブと比べてチャンスが多いチームではない。ヘタフェのリーグ戦の得点数は24点となっており、そのうち12得点がマジョラルだ。チームの50%もの得点を1人で担っている。

まだシーズンは中盤であり、得点ランキングも1位から5位までは1点差ずつとなっており、混戦を極めている。レアルのトップチーム昇格後はレンタルを繰り返したマジョラルだが、ついに花を咲かせたヘタフェのストライカーは得点王に輝くことができるか。

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