ハーランドのタッチ数が90分で僅か“16回”…… またまた話題になるタッチ数問題とデ・ブライネ不在の不安

セビージャ戦でのハーランドは不発に photo/Getty Images

ゴールを決められなかった場合は批判を受けやすい

マンチェスター・シティで得点を量産するFWアーリング・ハーランドは、少ないチャンスをモノにできる現代最高峰のストライカーだ。

それは確かなのだが、定期的に批判を浴びることがある。それはボールタッチの少なさだ。

16日にはUEFAスーパー杯でセビージャと対戦したが、ハーランドにゴールは生まれず。そしてハーランドのタッチ数は、90分間で僅か16回だったのだ(WhoScoredより)。
試合は1-1のドローのままPK戦へ突入し、最終的にはシティが勝利を収めた。しかし、一部ではプレイにほとんど関与しなかったハーランドに疑問の目が向けられている。

84分からピッチに入ったFWフリアン・アルバレスが11回触っていることを考えると、やはりハーランドのタッチ数は少ない。

ゴールさえ決めれば批判は消えるのだが、今回のセビージャ戦のようにチームを救うゴールを決められなかった場合は容赦なく批判が飛んでくる。ストライカーとは何とも厳しいポジションだ。

SNS上では「KDBがいないハーランドは本当に心配」、「グアルディオラはグリーリッシュを中央に置くべきではないか」といった意見が出ているが、現在のシティは司令塔のMFケビン・デ・ブライネを怪我で欠いている。

ゴール前に構えるハーランドにチャンスボールを提供するデ・ブライネの離脱は、ハーランドのさらなる孤立を招く可能性があると不安視されているのだ。

僅かな隙を見逃さずチャンスボールを送るデ・ブライネと、それを沈めるハーランド。このコンビがシティ攻撃陣の中心だっただけに、あまり組み立てに関与しないハーランドをどう活かしていくのかは今後の課題となるだろう。

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