“シュート26本”で1点も奪えず…… ポーランドにも敗れたドイツの状態は深刻なのか

ポーランドに0-1で敗れたドイツ photo/Getty Images

EURO2024では優勝が求められるが……

まだワールドカップ・カタール大会のショックは残っているのだろうか。ドイツ代表の調子が上がらない。

自国開催のEURO2024へ向けて調整を進めるドイツは16日にポーランド代表と親善試合を行い、0-1で敗北。12日のウクライナ戦も3-3で引き分けており、思うように勝てない日々が続いている。

ポーランド戦は合計26本のシュートを放ったが、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニのゴールを破ることはできず。シュチェスニのセーブが見事だったのは確かだが、26本のシュートで0点は厳しい。
一方のポーランドはポゼッション率24%、シュート数2本とドイツに押し込まれた時間の方が長かったが、枠内シュート1本で勝ち切った。

この結果にドイツ代表DFロビン・ゴセンスも落胆しており、チャンスを決め切れなかったことを悔やんでいる。

「勝利を祝えると思っていた。それはドイツにとっても、僕自身にとっても重要なものだった。後半は良いプレイをして多くのチャンスを作ったけど、それを決め切らないといけなかった」(DFBより)

ドイツの課題はセンターフォワードだ。このゲームではカイ・ハヴァーツ、ジャマール・ムシアラ、フロリアン・ヴィルツが前線を構成し、途中からは大型FWニクラス・フュルクルク、ウイングのレロイ・サネらも投入されたが、ポーランドの守備は崩せなかった。

決定力不足は長年の課題であり、EURO2024までに何とか答えを見つけたいところだ。

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