背番号「14」の復調は川崎の調子をも上向きにさせる 脇坂、直近5試合で4G2A

背番号「14」を背負う脇坂がチームを3連勝へ導いた(画像はイメージ) photo/Getty Images

鳥栖戦で決勝弾

川崎フロンターレは7日、明治安田生命J1リーグ第12節でサガン鳥栖と対戦し、1-0の勝利を収めた。今季のリーグ戦でホーム初勝利を手にするとともに3連勝を飾り、一気に6位まで順位を押し上げている。

そして、この一戦でチームを勝利へと導いて見せたのが、ゲームキャプテンを任されたMF脇坂泰斗だ。今季はスタートこそ低調なパフォーマンスが続いたが、4月19日に行われた清水エスパルス戦(ルヴァン杯)で2ゴール1アシストを記録すると、徐々に復調。この日のサガン鳥栖戦でも、52分にふわりとした右クロスからペナルティエリア内でボール受け、決勝ゴールを決めた。直近の公式戦5試合で4ゴール2アシスト、最近はゴールに迫る回数も明らかに増えており、素晴らしいパフォーマンスを披露しているのだ。

さらに、鳥栖戦では脇坂が相手と相手の間でうまくボールを受け、川崎がリズムよく攻撃を展開するシーンも。この動きは脇坂の真骨頂であり、38分にはその流れから自身がシュートまで持ち込んでいた。また、カウンターをくらいそうな場面で守備に奮闘し、相手の攻撃を阻止するシーンもいくつかあり、調子の良さがうかがえる。
背番号「14」を背負う脇坂の復調は、チームの調子をも上向きにさせる。直近の公式戦5試合では、チームの成績も4勝1分と負けがないのだ。それほどフロンターレの「14」は大きな意味を持つ。次節はFC東京との多摩川クラシコだが、脇坂はこの重要な一戦で再びチームを勝利へと導くことができるのか。

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