「ドリブルの達人VS守備の博士号」 三笘を抑え込むAWBの守備力に世界も脱帽だ

三笘に対応するアーロン・ワン・ビサカ photo/Getty Images

マンUは三笘対策を練ってきた

23日にFA杯・準決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したブライトン。この日も左サイドでは日本代表FW三笘薫が先発したが、マンUはそこにDFアーロン・ワン・ビサカをぶつけてきた。右サイドバックのアーロン・ワン・ビサカは1対1の守備に定評ある選手で、三笘対策にはピッタリな人選と言える。

実際にこの日の三笘のパフォーマンスは悪かったわけではないが、アーロン・ワン・ビサカ効果が感じられるシーンも多かった。三笘自身ドリブルで仕掛けづらいと感じる部分もあっただろう。

アーロン・ワン・ビサカの三笘封じについて、SNS上では「ドリブルの達人VS守備の博士号」、「三笘は守備のボスと出会ったようだ」、「間違いなく守備の1対1では世界最高のDFだ」といった意見が多く出ていた。このゲームのポイントの1つとなったのは間違いない。
またデータサイト『WhoScored』によると、この日の三笘はドリブル成功数が2回に留まった。120分間戦ったことを考えると、やや少ないか。一方で右サイドに入ったブライトンMFソリー・マーチはチーム最多の8回を記録しているため、アーロン・ワン・ビサカとは逆のサイドからの仕掛けが目立った。

三笘も中央からチームメイトとのワンツーで決定機を迎えるなど惜しいシーンを作ったが、アーロン・ワン・ビサカを中心としたマンUの三笘対策はまずまず機能していたと言える。最終結果はPK戦でマンUが勝利となり、三笘を軸としたブライトン攻撃陣を無得点に抑えたマンU守備陣の勝利だ。

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