W杯中断明け“5試合3ゴール”と好調を維持 ここぞの好機を見逃さないリヴァプールのエース

サラーのゴールが逆襲のカギに photo/Getty Images

2点目を奪ったサラー

リヴァプールはFAカップ3回戦でウォルバーハンプトンと対戦し、2-2のドローで決着。大会の規定により、再試合が決定した。この試合で一時勝ち越しのゴールを奪ったのがモハメド・サラーだ。後半戦は彼のゴールラッシュとなるだろうか。

今試合がリヴァプールデビューとなったコーディ・ガクポらとともに3トップを組み、右ウイングに入ったサラー。積極的にボールをもって仕掛けるだけでなく、中央へ進入してゴール前へと顔を出すなど縦横無尽に得点を狙いにいく。

すると1-1で迎えた52分、クロスボールを相手DFがクリアし損ねたボールを拾ったサラーは冷静にGKとの1対1を決め切ってゴールネットを揺らした。ここぞのタイミングを見逃さずに決めたゴールは、公式戦3試合ぶりの一発となっている。
今季序盤戦は右サイドハーフも務め上げたサラーだが、ゴール前での怖さを見せられずに得点は遠のいた。その後は2トップの一角として再び得点を量産しており、やはり彼はゴール前でこそ輝くFWだ。今シーズン再開後もカラバオカップのマンチェスター・シティ戦、プレミアリーグのアストン・ヴィラ戦に続き、すでに5試合3ゴール。夏に加入したダルウィン・ヌニェスやガクポらとさまざまな組み合わせを模索していくリヴァプールだが、後半戦の逆襲はサラーのゴールに懸かっているだろう。

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