V・ペルシー以来では“マンU最高”の補強? 絶賛されるカゼミロの貢献度

今季よりマンUでプレイするカゼミロ photo/Getty Images

やはり守備的MFとして世界最高級の選手

この10年、マンチェスター・ユナイテッドのベスト補強を選ぶならFWロビン・ファン・ペルシーが筆頭候補だろう。

2012年の夏にアーセナルからファン・ペルシーを引き抜いたマンUは、チームとしては最後となるプレミアリーグ制覇を達成。ファン・ペルシーは26ゴールを奪って得点王のタイトルも獲得しており、この補強は大当たりだった。

これ以降のマンUはリーグタイトルを獲得できていない。この年以降は補強でも迷走したところがあり、指揮官も次々と交代。多額の資金を投じながらフィットしなかった移籍が多々あり、名将アレックス・ファーガソン氏が退任してからは補強下手になってしまったところがある。
そんなマンUにおいてはベストに近い補強か。英『90min』は今夏にレアル・マドリードから獲得したMFカゼミロについて、ファン・ペルシー以降では最高の補強と絶賛している。

移籍金額が7000万ポンドと高額だったことを考えると、ベスト補強と呼ぶべきか難しい部分はある。それでも、守備的MFとしてチームの中盤を安定させているのは確かだ。レアルでの経験値は十分で、マンUの中盤のクオリティを飛躍的に高めたと言える。

攻撃的MFブルーノ・フェルナンデスもベスト補強候補に入れてもいいはずで、カゼミロかフェルナンデスかで意見が割れるところもあるだろう。しかしいずれにしても、カゼミロの獲得が効いているのは確かだ。レアル時代と同じくマンUでも中盤の要となっており、後半戦の活躍も楽しみだ。

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