復調してきたリヴァプールの“戦う司令塔” 中盤からチームを支える主将

キックで存在感を見せたヘンダーソン photo/Getty Images

ディフェンスラインの裏にパスを通す

リヴァプールはプレミアリーグ第12節でウェストハムと対戦し、1-0で勝利した。中盤からチアゴ・アルカンタラとともにリヴァプールを支えたMFがジョーダン・ヘンダーソンだ。高い精度のパスを何度も供給して攻撃を司る。

この試合でリヴァプールは[4-2-3-1]のシステムを採用し、ヘンダーソンはチアゴとボランチのコンビを組んで先発した。積極的なプレッシングとウェストハムの中盤にも負けない強度を見せつけ、攻守に存在感を発揮する。

さらに最前線にダルウィン・ヌニェスを入れることで前掛かりにくる最終ラインの裏を狙う攻撃も増加。ヘンダーソンはロングボール成功数「6」を記録し、チアゴとともに中盤の司令塔としてリヴァプールのスイッチ役となっている(データは『SofaScore』より)。
今季は低調なスタートとなったリヴァプールで、ヘンダーソンも強度や守備などの批判は少なくなかった。それでもようやくコンディションが上がってきたキャプテンが強度とパス精度をさらに高め、これからもリヴァプールを支える原動力となる。

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