チェルシー撃破に貢献した“プレミアでは無名の18歳” シティサポーターは「連れ戻して」とクラブに買戻しを求める

チェルシー戦でゴールを決めたロメオ・ラヴィア photo/Getty images

圧巻のパフォーマンスであった

今季のプレミアリーグは開幕から波乱続きだ。開幕戦ではマンチェスター・ユナイテッドがブライトン相手に勝ち点を落とし、第3節ではチェルシーがリーズ・ユナイテッドに0-3と完敗を喫した。中堅クラブが力を付けており、BIG6が簡単に連勝スタートできる環境ではなくなっている。

プレミアリーグ第5節でも波乱が起きた。サウサンプトン対チェルシーの一戦だ。23分新加入のラヒーム・スターリングが先制点を決めたが、ここからセインツが巻き返した。28分にロメオ・ラヴィアが同点弾を挙げ、前半アディショナルタイムにはアダム・アームストロングが逆転となるゴールを決める。後半もチェルシーがボールを保持したが、チャンスが多かったのはセインツであり、7本の枠内シュートを放ち、2-1で今季2つ目となる白星を獲得した。

チェルシー撃破に大きく貢献したのが、同点弾を挙げたMFラヴィアだ。マンチェスター・シティから完全移籍で加わった18歳の若手であり、同じくシティからやってきたGKギャヴィン・バズヌと共に開幕戦から先発で起用されている。
ポジションは守備的な中盤で、チェルシー戦ではイブラヒマ・ディアロと共にダブルボランチを形成している。ラヴィアの強みは危機察知能力の高さだ。ボールを刈り取ることに長けており、中盤のフィルター役として輝く。セカンドボールの回収が得意で、何度もチェルシーの攻撃を中盤でストップさせている。

ボールを持っても冷静さは変わらず、推進力のあるドリブルや正確なパスで攻撃を前進させる。同点弾の場面では素晴らしいシュートを放っており、プレミア初ゴールを記録した。

英『Manchester Evening News』では「彼を連れ戻して」とSNS上でシティに買い戻しオプションを行使すべきだと主張するサポーターのコメントを紹介している。ラヴィアは完全移籍でシティを離れたが、他クラブがラヴィアに関心を寄せた際にシティが優先的に買い戻せるオプションが契約に付随している。

現状シティのアンカーはロドリとカルヴィン・フィリップスで埋まっており、ラヴィアの居場所はないように思えるが、返り咲く可能性は十分に考えられる。中盤といってもインサイドハーフで起用することも考えられ、今後の動きに注目したい。

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