「自信に満ち溢れたパフォーマンス」と地元紙から最高評価 ボルシアMGでドイツ1部に挑戦する板倉滉の躍進が止まらない

パフォーマンスの浮き沈みが小さいボルシアMGの板倉滉 photo/Getty images

3試合連続での高評価だ

ブンデスリーガ第3節ボルシアMG対ヘルタ・ベルリンの一戦が行われ、1-0でホームのボルシアMGが白星を飾った。開幕戦から2勝1分と負けなしであり、ここまで無敗を継続している。

そんな好調ボルシアMGで活躍しているのがDF板倉滉だ。シャルケから今夏の移籍市場でボルシアMGにやってきており、開幕戦からニコ・エルヴェディと共にセンターバックとして先発フル出場を果たしている。

ヘルタ戦でも開幕のホッフェンハイム戦、第2節シャルケ戦に続いて素晴らしいパフォーマンスを披露した。
まずは7分のシーンだ。後方で守護神ヤン・ゾマーやエルヴェディとパスを回し、板倉が前線にロングフィードを供給する。反応したマルクス・テュラムが抜け出し、最後はアラサヌ・プレアがシュートを放つ。ボールは枠を捉えることはできなかったが、板倉の高精度なパスからチャンスが生まれた。

20分には守備でも輝きを放つ。ハーフウェイライン付近で相手のパスをカットするインターセプトを披露すると、すぐに縦パスを送る。相手に体を寄せるだけでなく読みの鋭さも持っており、攻撃的なCBとしてチームに貢献している。

56分に見せたピンチ阻止の場面もそうだが、板倉は危機察知能力が高く、この日は何度もゴール前に立ちはだかり壁となった。クリア数2回、インターセプト数4回と守備で高いスタッツを残しており、攻撃面では6回中5回ロングフィードを成功させている。

相変わらず地元紙『GladbachLIVE』からの評価は高く、ゾマーやゴールを決めたプレアと同じくチーム最高点の2点を得ている。「自信に満ち溢れたパフォーマンス」と絶賛されており、ヘルタ戦勝利の立役者といえる。

開幕戦から同紙での板倉への評価は非常に高い。ホッフェンハイム戦はチームで2番目となる高評価の3点、2戦目は2点の最高評価だった。2節は同紙でのMOMに選出されており、ボルシアMGでのスタートダッシュは成功だろう。

開幕から負けなしのクラブで先発の地位を確立している板倉。パフォーマンスは素晴らしく、メディアからの評価も高い。まだ25歳の選手であり、ここからどう成長するのか期待したい(データは『SofaScore』より)。

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