マンUで燻るGKヘンダーソンの動向は ニューカッスルが関心も指揮官は否定?

ヘンダーソンの来季はどうなる? photo/Getty Images

今季はプレミア1試合の出場にとどまる

昨季はマンチェスター・ユナイテッドで不調のダビド・デ・ヘアに代わって一時正GKとなっていたディーン・ヘンダーソン。今季は守護神を奪い取る活躍に期待が寄せられたが、調子を戻したデ・ヘアの壁を乗り越えられず、控えの日々が続いている。

マンUのアカデミーで育ったヘンダーソンは、様々なクラブへとレンタルで武者修行を続けていた。17-18で加入したシュルーズベリー・タウンで主力の座を獲得すると、翌年チャンピオンシップのシェフィールド・ユナイテッドでプレミアリーグ昇格に貢献。さらに昇格1年目で9位へと躍進したチームで正GKを務めるなど、トップレベルでも実力は十分に発揮している。

そんなヘンダーソンに対し、英『Manchester Evening News』ではニューカッスルがレンタルでの獲得を目指していると報道。世界一のリッチクラブとなり、1月の補強で残留争いから一気に抜け出したクラブが、さらなる強化へ燻る実力者への獲得を進めているようだ。
しかしニューカッスル指揮官のエディ・ハウは同紙で「現時点では、誰もサインしている者はいない」「我々はまだ(来季に向けて)進んでおらず、個々のプレイヤーについてコメントするのは難しい」とヘンダーソンへの関心について明言を避けた。

また、テン・ハーグがチームに就いた時、ヘンダーソンがどのような立場になるかによって今後も変わってくる。監督が変われば選手の立ち位置もフラットになる。現状では正守護神となっているデ・ヘアだが、テン・ハーグ監督はどちらを起用するか。ヘンダーソンが新指揮官へアピールに成功すれば、来季は主力としてマンUでの活躍もあるかもしれない。

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