シンガポール王者を翻弄した浦和の左サイドコンビ 松尾・大畑のコンビネーションから得点を創出

移籍後初ゴールの松尾 photo/Getty Images

松尾はこの試合1ゴール1アシスト

浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグでライオン・シティ・セーラーズと対戦し、4-1で勝利した。前半から試合を優勢に進める浦和は、相手のマークが薄い左サイドを中心に攻撃を展開して得点を重ねた。

そのなかで浦和の左サイドハーフを務めた松尾佑介と、左サイドバックの大畑歩夢は自身の持ち味を十分に発揮。江坂任や伊藤敦樹も絡みながら分厚い攻撃で、セーラーズのDFを翻弄した。

松尾は自らの武器であるスピードで相手のDFを切り裂く。対峙する相手は松尾を捕まえきれず、何度もフリーにしてしまう。また大畑も積極的なオーバーラップを見せ、隙があれば前へと仕掛けていく推進力を見せる。チームにとってもストロングポイントとなっていた。

松尾が低い位置で受ければ、大畑が前へと飛び出し、江坂が近くに寄ってくれば3人のパスワークで崩していく。連携面でもよさを見せた彼らの攻撃は、セーラーズの脅威となったことだろう。現にキャスパー・ユンカーの先制点も、江坂の追加点も左サイドから生まれている。連戦のACLでコンビネーションを磨いていけるか注目だ。

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