アトレティコで結果が求められる21歳 リヴァプールとの連戦で価値を示すか

次戦でゴールを決められるのか photo/Getty Images

1アシストも敗戦

アトレティコ・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節でリヴァプールと対戦。0-2から2ゴールを奪って追いついたアトレティコだが、PKを与えてしまい2-3で敗れている。

この試合で高パフォーマンスを見せたのがジョアン・フェリックスだ。1-2で迎えた34分にボールを持ったJ・フェリックスはキレのあるドリブルで前を向き、アントワーヌ・グリーズマンへパスを送ると、グリーズマンが滑りながらゴールネットを揺らして2-2の同点に追いついた。

このシーンでJ・フェリックスはボールを受けると積極的に仕掛けてチャンスを作った。3人に囲まれながらも、自身の持ち味であるドリブルとテクニックでグリーズマンにつなげて得点を創出。アシストという形で結果を残した。

ベンフィカから欧州の舞台で彗星の如く現れたJ・フェリックス。アトレティコへ移籍してスター街道を突き進むかと思われたが、加入時に寄せられた大きな期待にはいまだ応えられていない。彼に求められているのは、今試合のようなドリブルからのチャンスメイクと得点やアシストといった結果だ。

その中でリヴァプールを相手に持ち味を活かしたアシストを見せたのは、今後のパフォーマンスにも大きな影響を与えるかもしれない。次戦は再びリヴァプールと対戦となるが、今節2得点のグリーズマンが出場停止となる。そうなればJ・フェリックスに求められるものはゴールだろう。チームに勝ち点3をもたらすことができるだろうか。

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