過大評価なのか? バルセロナで苦しむE・ガルシアの実力

スペインの地で苦しむエリック・ガルシア photo/Getty Images

何かと退場が目立つ選手だ

今季は何かと批判の集まるバルセロナ。直近ではリーグ戦でレバンテに快勝するも、CLグループステージ第2節ではベンフィカに0-3と大敗を喫しており、EL行きが現実味を帯びてきた。指揮官であるロナルド・クーマンの解任も噂されており、チーム全体で非常に厳しい状態となっている。

特にベンフィカ戦ではDFエリック・ガルシアの守備での脆さが目立ったか。

今夏の移籍市場でセルヒオ・アグエロと共にマンチェスター・シティから加入したガルシア。指揮官からの信頼も厚く、ここまでリーグ戦では4試合、CLでは2試合に出場しており、ビルドアップ時の能力の高さを評価されているのか。

しかし、ベンフィカ戦では早々にマークしていたダルウィン・ヌニェスに振り切られ、先制点を許している。その後も守備で後手を踏む場面が多く、特に空中戦では為す術がなく簡単に相手にロングボールを収められている。終盤には2枚イエローカードを提示され退場となったが、どちらも不用意なものであり勿体ない退場となってしまった。また、ビルドアップに関しても効果的な縦パスを何本も通すわけではないため、そちらの強みも薄く感じてしまう。

西『MARCA』でもベンフィカ戦でのガルシアにはセンターバックとして強さを欠いていたと酷評している。また、ガルシアのパフォーマンスレベルの低下は今季の一つの問題とも報じており、センターバックとしての実力を疑われている状態だ。

それでも、スペインのフル代表に選ばれるなど実力はあるガルシア。クーマン監督にも起用されており、名誉挽回するしかなさそうだ。

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