アヤックスの支配を止められるか 堂安律も所属するPSV華麗なるスタート

トロフィーを手に喜びの表情見せるPSVの選手たち photo/Getty Images

リーグ戦開幕前に幸先のいい勝利

オランダ・エールディヴィジといえばアヤックスとPSVが有名で、両チームは長くライバル関係にある。

しかし、ここ最近はアヤックスが実績と育成の両面で上回っている。MFフレンキー・デ・ヨングやDFマタイス・デ・リフトらをブレイクさせたことに加え、PSVとの直接対決でも確実に結果を残してきた。

昨季はリーグ戦こそPSVとは2引き分けだったが、国内カップ戦では2-1でPSVを撃破。
2019-20シーズンはリーグ戦にて1勝1分とアヤックスが結果を残し、シーズン開幕前のヨハン・クライフ・スハールでもアヤックスが2-0で勝利を収めている。

2018-19シーズンはリーグ戦にて1勝1敗となっており、PSVが最後にアヤックスに勝利したのは2018年9月のことだ。

PSVとしては屈辱的な展開が続いていたが、その鬱憤をついに晴らすことに成功した。

先日行われたヨハン・クライフ・スハールでは4-0と圧勝。注目の若手アタッカーであるノニ・マドゥエケが2得点、マリオ・ゲッツェも得点を記録するなど、実に幸先のいいスタートだ。

PSVといえば東京五輪でフル稼働したMF堂安律も所属しており、新シーズンに戦力となるか注目されている。堂安としてはPSVの主力として初のエールディヴィジ制覇を成し遂げたいところで、今季のアヤックス対PSVの戦いには注目出来るかもしれない。

2017-18シーズン以来のエールディヴィジ制覇へ。楽しみな若手アタッカーが揃うPSVの挑戦が始まる。

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