プレミアのタックル職人が大人気 中堅クラブの“カンテ風”MFに集まる視線

優れた守備力を武器にして、ブライトンの中盤を支えるビスマ photo/Getty Images

“ビッグ6”の3クラブが獲得目論む潰し屋

これまでイングランド・プレミアリーグにおけるタックル職人といえば、チェルシーに所属するMFエンゴロ・カンテやレスター・シティMFウィルフレッド・エンディディといった選手が代表的だった。しかし、今季の同リーグでは、彼らにも引けを取らない守備力を備えた新たなタックルモンスターが頭角を現している。

その選手とは、ブライトンに所属するマリ代表MFイヴ・ビスマ(24)だ。2018年にリールから同クラブに加入した同選手は昨季前半戦に一時出場機会を失うも、加入初年度から2シーズン連続で20試合に出場。今季も開幕から守備的中盤のレギュラーとしてここまでリーグ戦16試合に出場し、なんとか残留圏の17位で踏みとどまっているブライトンの重要な戦力となっている。

そんなビスマに今冬移籍市場における移籍の可能性が浮上した。英『Daily Mail』によると、なんとリヴァプールやトッテナム、さらにはアーセナルといった“ビッグ6”クラブが、こぞって彼の獲得を狙っているというのだ。中堅クラブに所属する優秀な選手の引き抜きは決して珍しくないことだが、冬の移籍市場でここまでの争奪戦が勃発するのは稀か。まして今冬はコロナ禍の影響もあって、積極的に補強へ動かないとされるクラブも多い。

ビスマは果敢なタックルを武器に、今季プレミアで一目置かれる存在となっている photo/Getty Images

人気の理由はリーグ屈指の守備能力

だが、ビスマがこれほど人気となっているのには理由がある。最大の要因として挙げられるのが、彼最大の特長である守備力だ。同選手は今季ここまでのリーグ戦で、プレミア全選手中3位タイとなる49回のタックルを成功させている。これは、あのカンテと僅か1回差。トップに立つサウサンプトンMFオリオール・ロメウとも、たった4回しか離れていないのだ。

加えて、地上戦勝利数もリーグMF中3位の91回を記録しているビスマ。中盤の守備力を強化したいクラブであれば、喉から手が出るほどほしい人材なのは間違いない。なかでも、今季MF陣のディフェンス力に不安が残るアーセナルにはうってつけの存在と言えるだろう。主力センターバックの相次ぐ離脱によって中盤の人材を最終ラインに回さなければいけなくなっているリヴァプールも、ビスマを欲しがる理由は理解できる。

はたして、プレミアに出現した新たなタックルモンスターは、今季後半戦にどこでプレイすることとなるのか。ボール奪取のエキスパートに対して、多くのビッグクラブが熱い視線を向けている。

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