ドルトムントの目利きは正しかったか
ドルトムントといえば若手の育成とスカウトに優れたクラブとして有名で、今もアーリング・ハーランドやジュード・ベリンガム、ジョバンニ・レイナなど若手が抜群のパフォーマンスを見せている。
彼らだけではない。レンタル移籍している者の中にも優れた素質を持つプレイヤーがいるのだ。
今週注目を集めたのは、マルセイユにレンタル移籍しているアルゼンチン代表の21歳DFレオナルド・バレルディだ。
24日のロリアン戦ではリーグ・アン初得点を記録し、チームの1-0勝利に貢献。マルセイユで一歩を踏み出すことに成功している。
リーグ・アン公式によると、マルセイユを指揮するアンドレ・ビラス・ボアスもバレルディの素質を高く評価する。
「数年もすれば彼は欧州でもベストなセンターバックになると思う。それだけのクオリティがあり、少しずつ彼はそれを我々の下で証明しているね」
現在のドルトムントではマッツ・フンメルス、マヌエル・アカンジ、さらにエムレ・チャンを3バックの一角で起用することもある。
とはいえ決してセンターバックの頭数が多いというわけではないため、バレルディにもいつかチャンスが巡ってくるかもしれない。
バレルディに関してもドルトムントの目利きは当たるのか。アルゼンチン代表の未来を担ってほしい若きセンターバックの成長が楽しみだ。