もう1度国際舞台で暴れる姿を
EURO2012準決勝ドイツ代表戦の衝撃から約6年。本来であれば2018ロシアワールドカップでイタリア代表不動のエースとなったFWマリオ・バロテッリの姿を見るはずだった。しかしバロテッリのキャリアは波が激しく、EURO2016でチームを指揮したアントニオ・コンテもバロテッリのことは召集しなかった。
伊『Calciomercato』によると、バロテッリもコンテが自身を召集しなかった判断は正しいと受け止めている。しかしロシアW杯を目指したジャンピエロ・ヴェントゥーラのチームに召集されなかったことは理解できないようで、今でも代表に戻りたいとの意思を明かしている。
「コンテの判断は正しいと思う。良いプレイをできていなかったからだ。だが、ヴェントゥーラの判断については未だに分からない。代表チームを愛しているし、召集されれば駆け付けるよ。だけど、まだ何も知らないからね」
バロテッリはニースに移籍してから継続的に得点を決めており、再び評価を高めている。能力的にはイタリア代表にふさわしい選手のはずで、もう1度国際大会で暴れる猛獣の姿を見たいものだ。