サポーターはCL敗退に怒り
パリ・サンジェルマンは10日にリーグ戦でメスを5-0で粉砕したが、これでサポーターが満足するわけはない。PSGにとってフランス国内での成功は当然で、チャンピオンズリーグ制覇が最大の目標だからだ。しかしその夢も先日レアル・マドリードに敗れたことで終わってしまった。
ホームで迎えた今回のメス戦では今季限りでの解任も噂される指揮官ウナイ・エメリにブーイングが飛ぶ場面もあり、ホームとアウェイの両方でレアルに敗れた影響は想像以上に大きかったようだ。ただしFWキリアム・ムバッペは、指揮官だけに責任を押しつけることに納得していない。
仏『L'Eqiupe』によると、ムバッペは「サポーターはハッピーではないが、監督だけに責任があるわけではない。もし彼らが監督にブーイングすることを選ぶなら、僕たち全員にもブーイングすべきだよ。だってチーム全員で敗れたのだからね」と語っており、エメリを擁護している。
またエメリに来季も指揮を執ってほしいかとの問いについては、「それは僕が決めるわけではない。だけど、監督と非常に良い関係なのは事実だよ。彼は非常に良い監督だよ」とコメントしている。19歳とは思えぬ落ち着いたコメントだが、PSGサポーターの怒りが鎮まるのはいつのことになるのだろうか。