ユーヴェ、伊杯4連覇へ王手も 集中を切らさない指揮官「我々は全ての大会で生き残っている」

主力が続々と復帰し始めたユーヴェ

ユヴェントスは2月28日、コッパ・イタリアの準決勝2ndレグでアタランタをホームへ迎え入れた。試合は、ミラレム・ピャニッチのPK弾により1-0で勝利したユヴェントスが、2戦合計スコアを2-0とし、アタランタを退け決勝へコマを進めた。

コッパ・イタリア4連覇へ向けて、王手をかけたユヴェントス。試合後のインタビューに応じたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「決勝へ進むことができたし、選手たちを褒めたいと思う。ただ、我々は3つ全ての大会で生き残っている。金曜日にはローマへ向かわないといけないし(3日にセリエA第27節でラツィオと対戦)、今はリーグ戦に集中しなければならない。そして、ロンドンで行われる一戦へ向けて、最高のコンディションを整えたい」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

そして、怪我から復帰を果たしたパウロ・ディバラやブレイズ・マテュイディについて言及。前者については「ディバラの復帰は、私にとっても嬉しいね。彼は正しい考えを持っているし、シーズン終了まで非常に重要な試合が続くこの時期に、貴重な存在になると確信しているよ」と述べた。後者については「マテュイディのプレイに満足しているよ。彼は非常に重要な存在で、相手にプレッシャーをかけることができるし、ラインを上げることもできる」とアタランタ戦のプレイを絶賛した。
さらに、この一戦を負傷欠場したゴンサロ・イグアインについて「リスクを冒したくなかった。ラツィオ戦ではどうなるかみてみよう」と明かしたアッレグリ監督。3つのタイトルがかかった今季終盤へ向けて、ユヴェントスは怪我でなかなか揃わなかったピースが着実に揃いつつある。

はたして、同クラブは一つでも多くのタイトルを獲得することができるのか。5月9日に行われるコッパ・イタリア決勝では、PK戦までもつれ込むラツィオとの激闘を制したACミランと対戦する。

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