イカルディ、アルゼンチン代表のロシアW杯メンバーから早くも落選か

昨年、アルゼンチン代表に復帰したイカルディ photo/Getty Images

アルゼンチン代表で未だノーゴール

母国の期待を背負い、4年に1度しか開催されないW杯へ出場することは、サッカー選手にとって非常に名誉なことである。ただ、インテルで目に見える結果を残し続けているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、ロシアW杯でもピッチに立つことが厳しいそうだ。

世界最高の選手と言われるバルセロナのリオネル・メッシを筆頭に、マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ、ユヴェントスのゴンサロ・イグアインやパウロ・ディバラなど、超豪華な攻撃陣を揃えるアルゼンチン。加えてW杯本大会の登録メンバーは23名ということもあり、指揮官にとってこれほど選手起用に頭を悩ませるチームはないかもしれない。

その選手の一人がイカルディだ。2013年のA代表デビュー以降、長い間アルゼンチン代表から遠ざかっていた同選手だが、新指揮官にホルヘ・サンパオリ監督が就任すると、昨年6月に代表復帰。同年9月と10月に行われたロシアW杯・南米予選の4試合のうち、3試合に出場していた。
イカルディはまだ25歳ということもあり、今後の活躍が期待される。ロシアW杯が彼の成長をさらに加速させるかもしれないが、サンパオリ監督は今回のW杯メンバー候補から同選手を外したと、『FOX SPORTS Argentina』の報道を元に伊『TUTTOSPORT』などが伝えている。

同メディアらによると、これまで4キャップを記録しているイカルディだが、未だノーゴール。インテルでのプレイと違い、代表で結果を残せていない同選手のパフォーマンスに、指揮官が満足していないようだ。『TUTTOSPORT』は「インテルのキャプテンは、アグエロ、イグアイン、メッシのような他のストライカーたちに代わるような選手として、監督に認められることはなかった」との見解を示した。

これまで何度もアルゼンチン代表への想いを明かしてきたイカルディ。ロシアW杯まで半年を切ったが、残り少ない期間でサンパオリ監督にアピールし、評価を覆すことができるのか。

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