バルサは本当にCL優勝候補なのか チェルシー戦1stレグの内容寂しく「支配したけどチャンスはたった1度だけ」 

バルサはチェルシーに苦戦 photo/Getty Images

結果こそ1‐1だったが……

バルセロナは今季もチャンピオンズリーグの優勝候補の一角とされており、リーグ戦でも無敗を維持している通り安定感は抜群だ。しかし、20日に行われたチェルシーとの決勝トーナメント1回戦1stレグの内容に不安を覚えたサポーターもいるのではないか。

バルセロナはアウェイで1‐1とドローで終え、アウェイゴールを奪ったことを考えれば悪くない結果だ。しかし、内容はやや寂しいものがあった。スペイン『MARCA』は「ポゼッションで試合を支配したが、チャンスはたった1度だけ」と伝えて
おり、リオネル・メッシのゴールシーン以外決定機と呼べるものがなかったとの見解を示している。

一方でチェルシーは終始バルセロナにボールを支配されたものの、ウィリアンのシュートが2度ポストを叩くなど際どいシーンは多かった。チェルシーの方が勝利にふさわしい内容だったと言えるのではないだろうか。同メディアも「バルセロナには救いの手が必要だった」と伝えており、ポストが救ってくれなければさらに悪い結果になったかもしれない。
バルセロナは国内リーグでも無敗を維持しているものの、2月に入ってからはエスパニョールとヘタフェ相手に引き分けるなど気になる内容のゲームもある。カンプ・ノウで迎える2ndレグがバルセロナにとって有利なものであることに変わりはないが、バルセロナはチャンピオンズリーグを制するだけの力を持つチームであることを改めて示す必要があるだろう。

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