アブラモビッチ氏の心は今もチェルシーにあるか 名物オーナーに疑問の声「投資がなければ……」

チェルシーの名物オーナー・アブラモビッチ氏 photo/Getty Images

チェルシーは市場でも静かなチームに

チェルシーといえば常に移籍市場で主役のように振る舞ってきたクラブで、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏はサッカー界でもかなり名の通った名物オーナーだ。しかし、近年のチェルシーは市場での動きが鈍い。大物選手を次々に獲得しているのはマンチェスター勢で、現在のチェルシーでスーパースターと呼べる選手はエデン・アザールくらいだ。

英『Daily Mirror』によると、元リヴァプールFWロビー・ファウラー氏はオーナーのアブラモビッチ氏が今も10年前と同じ熱意を持っているのか疑問視している。アブラモビッチ氏は2003年にチェルシーのオーナーとなり、そこから巨額の資金を注ぎ込んで大量のスター選手を獲得してきた。成功のために指揮官も頻繁に代え、そうした取り組みがプレミア制覇やチャンピオンズリーグ制覇に繋がってきたのは間違いない。しかし、優勝争いから大きく脱落している今もアブラモビッチ氏の動きはない。

「1つ質問できるなら、まだチェルシーに思い入れがあるかと質問するね。大袈裟に聞こえるだろうが、今チェルシーがいる位置を考えるとマンチェスター・シティを上回るために何をすべきなのか。アブラモビッチのお金だよ。チェルシーとアブラモビッチは交差点にいる。アブラモビッチはここ10年間クラブにお金を注ぎ込み、頻繁に監督交代とタイトル獲得を繰り返してきた。だけど投資がなければただ監督を解任しただけのチームだ。もし彼の心がクラブにないなら、チェルシーはトップ4争いで満足するクラブとなり、チームのトップ選手はレアル・マドリードやバルセロナに奪われるだろう。マンCにもだ」

ファウラー氏はこのように語っており、アブラモビッチ氏の熱意が薄れてきているのではないかと危惧している。ファウラー氏はこのままいけばチェルシーがトップ4から漏れると予想しているようで、そうなればアザールのレアル移籍話も現実味を帯びてくるだろう。チャンピオンズリーグ出場権はビッグクラブであり続けるために絶対守らなければならない。現在はマンチェスター勢がプレミアの主役となっているが、アブラモビッチ氏はこの現状をどう見ているのか。これまでの傾向なら現時点でコンテが解任されていても不思議はないが、最近の動きは静かなものとなっている。

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