香川真司はキャリア絶頂期を迎えた! クロップ時代を思わせる圧巻パフォーマンスを独紙も絶賛

ドルトムントの香川 photo/Getty Images

2011-12シーズン以来となるリーグ戦二桁得点も見えた

ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は、現日本代表チームで間違いなくNo.1の技術を持つ選手だ。しかし、近年はクラブでも代表でも満足のいくシーズンを過ごせていないところがあった。得点数で見るとユルゲン・クロップ体制の2011-12シーズンに記録したリーグ戦13得点が海外でのキャリアハイとなっており、あそこが香川のピークだったと考える人も少なくない。

あのブンデスリーガ連覇を果たした強烈な記憶から、近年の香川に満足できなかったサポーターも確実に存在するが、独『Kicker』は再び香川がチームの完全なる主役になろうとしていると伝えている。

転機となったのは指揮官ペーター・シュテーガーの就任だ。ドルトムントは前半戦の不安定な結果からピーター・ボスを解任し、シュテーガーの招聘を決定。ボスの下では香川がスタメンから外れる機会もあったが、シュテーガーは就任後常に香川を先発で起用している。香川もその期待に応え、シュテーガー就任後の7試合で3得点3アシストの大活躍を見せた。
同メディアは香川がマンチェスター・ユナイテッドで屈辱を味わい、そこからはドルトムントに戻ってからも満足なシーズンを過ごせなかったと振り返っているが、今の活躍にクロップ時代の香川を重ね始めている。

現時点ではリーグ戦5得点となっており、今のペースで得点を決められれば2011-12シーズン以来となるリーグ戦二桁得点も夢ではない。トーマス・トゥヘル、ボスの下で香川は不安定な日々を過ごしてきたが、シュテーガーの下では不動の存在になりつつある。ロシアワールドカップが近づく中、香川は絶頂期を迎えている。

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