[移籍]“バットマン”の後継者!? ドルトムント、チェルシーからバチュアイを獲得

ドルトムント加入が決まったバチュアイ photo/Getty Images

バチュアイのマスクパフォーマンスが見られるかも

日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは31日、チェルシーからベルギー代表FWミシー・バチュアイをレンタル移籍で獲得したと発表した。期間は今季終了までの約半年で、背番号は「44」となっている。

現在24歳のバチュアイは、2011年に母国のスタンダール・リエージュでプロとしてのキャリアをスタートさせると、マルセイユを経て2016年夏にチェルシーへ移籍。加入初年度となる昨季はプレミアリーグで20試合に出場して5ゴール1アシストと、途中出場も多く思うような結果を残すことができなかった。今季もここまでベンチを温める機会が多く苦しい状況が続いており、リーグ戦12試合に出場して2ゴール1アシストにとどまっていた。

以前、ゴールパフォーマンスとしてバットマンのマスクを被ったオバメヤン photo/Getty Images

そんなバチュアイについて、ドルトムントのスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏は、クラブの公式サイトを通じて「ミシーは若く、非常に興味深いストライカーだ。高い得点力と並外れたクオリティを持っており、その両方をチェルシーやマルセイユ、ベルギーリーグ、代表で証明してきた」とコメントした。一方で、バチュアイは移籍理由について、自身の公式Twitterで「ドルトムントで、バットマンの仕事が空いたと聞いたので、引き継ぐことを決めたよ」とジョークを交えて明かしている。

かつてピエール・オバメヤンが披露した「バットマン」のマスクをかぶるゴールパフォーマンスのバチュアイバージョンが、もしかしたらシグナル・イドゥナ・パルクで見られるかもしれない。はたして、バチュアイは序盤戦の好調から一転して思うように勝ち点を積み上げられていないチームの救世主となることができるのか。

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