オバメヤン、「昨夏に移籍したかった」と本音を吐露 ファンからは怒りの声も

アーセナルに移籍したオバメヤン photo/Getty Images

「僕はクレイジーな男だ」

今季のブンデスリーガで13得点を挙げたFWピエール・エメリク・オバメヤン。ドルトムントのエースとして活躍を続けていた同選手だが、練習への遅刻やミーティングへの無断欠席をクラブ側より問題視され、今季の同リーグ2試合でベンチ外の扱いに。この処分に対する不満を公の場で口にしていたことから、クラブ首脳との確執やアーセナルへの移籍の噂が囁かれていた。

こうした状況のなか、同選手のアーセナルへの移籍が先月31日に決定。同選手は自身のInstagramを通じ、ドルトムントのサポーターにむけて惜別の言葉を綴った。

「まずはこの1ヶ月で僕が引き起こした全てのことについて詫びたい。僕は去年の夏に移籍したかったけれど、順調に事が運ばなかった。自分の選択は最高のものではないかもしれない。でも、僕がクレイジーな男だというのは、みんな知っているよね。そうさ、僕は“クレイジーキッド”だ。ハハハハ。確かに自分は過ちを犯したけれど、悪気はないんだよ。僕はボルシア・ドルトムントでの4年半を忘れないだろう。なぜなら、全ての人が僕に力を与えてくれたからさ。BVBファミリー、ファン、クラブ、スタッフ、チームメイトに感謝しているよ」
同選手の言葉を受け、ドルトムントのサポーターと思われるInstagramのユーザーがコメント欄にメッセージを投稿。「今までありがとう」、「君の幸運を祈るよ」など、好意的な言葉が寄せられた。しかし、その一方で「君が真剣に仕事と向き合っていないことがよく分かった。ふざけが過ぎる」、「もっと良いクラブに移籍するべきだった。今回の決断はキャリアダウンに繋がる」など、軽薄とも受け取れるメッセージを残した同選手への批判や、移籍先にアーセナルを選んだことに対する疑問の声も相次いでいる。

ユーモラスなメッセージで良くも悪くも注目を浴びた同選手だが、自身初挑戦となるプレミアリーグの舞台で真価を発揮することができるだろうか。

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