[移籍]リヴァプールの“ガラスのエース”、レンタル移籍を決断「楽しみたい」

WBAへのレンタル移籍が決まったスタリッジ photo/Getty Images

今季終了までWBAへレンタル移籍

ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は29日、リヴァプールからイングランド代表FWダニエル・スタリッジをレンタル移籍で獲得したと発表した。レンタル期間は今季終了までの約半年で、背番号は「15」となっている。

現在28歳のスタリッジはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2006-07シーズンにトップチームへ昇格。2007年2月に行われたレディング戦でデビューを飾ったが、その後は思うような出場機会を得られず、2009年夏にチェルシーへ移籍した。同クラブでは公式戦96試合に出場し、24ゴール10アシストを挙げる活躍を見せている(『transfermarkt』より)。

2013年1月からはリヴァプールへ移籍し、2013-14シーズンはプレミアリーグ29試合に出場して22ゴールをゲット。自身のキャリアハイを記録したが、翌シーズン以降はたび重なる怪我に悩まされて満足のいく出番はなく、今季も公式戦14試合の出場(3ゴール)にとどまっていた。
クラブの公式サイトによると、そんなスタリッジはインタビューで「ここに来ることができてよかった。結果を得ることが最優先事項だけど、僕自身も楽しみたい」と。チームの指揮官を務めるアラン・パーデュー監督も「我々はプレミアリーグに残留するために戦っている。彼の獲得は我々にとって大成功。ダニエルは我々を助けてくれるはずだ。彼は素晴らしい才能を持っており、強い野心もあるからね」とコメントしている。

ガラスのエース・スタリッジは新天地で復活を遂げることができるのか。また降格圏内の19位に沈むチームの救世主となることができるのか。

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