25日、マンチェスター・ユナイテッドは指揮官ジョゼ・モウリーニョとの契約を2020年まで延長したことを発表した。モウリーニョはこれまで長期政権を築いたことがないが、自身でも誇りと口にするマンUで長く指揮を執る可能性が出てきた。
では、モウリーニョ政権が今後も続くならチームはどう変わっていくのか。英『Daily Mirror』はモウリーニョが今後獲得を狙う可能性のある5選手をリストアップしている。
1.ジャン・ミシェル・セリ(ニース MF 26歳)
今季終了後にMFマイケル・キャリックとの契約が満了となるマンUには、中盤で核となる選手が欲しいところ。マルアン・フェライニの去就も不透明で、同メディアはセリが理想的なターゲットの1人と紹介している。セリにはマンチェスター・シティやバルセロナも興味を持っていると言われており、近いうちに争奪戦になるだろう。
2.ダニー・ローズ(トッテナム DF 27歳)
モウリーニョは左サイドバックのルーク・ショーの能力を称賛していたものの、100%満足しているわけではないだろう。これまでもアシュリー・ヤングなど左サイドバックを本職としない選手が担当することも多く、スペシャリストが欲しい。ローズは以前から獲得が噂されていた選手だ。
3.ライアン・セセニョン(フラム DF 17歳)
ローズよりも将来性を考えるなら10歳若いセセニョンも候補だ。超攻撃的な左サイドバックとして知られるセセニョンは、若かりし頃のガレス・ベイルと比較されるほどの逸材だ。マンUだけでなくイングランド中のトップクラブが目をつけており、こちらも争奪戦は必至だ。
4.サミュエル・ウムティティ(バルセロナ DF 24歳)
上記3選手に比べて現実味が薄くなるが、ウムティティもモウリーニョの獲得リストに載っていると同メディアは考えている。ウムティティはバルセロナでワールドクラスのセンターバックへ成長を遂げており、同メディアは近年の市場で起こる札束攻勢なら移籍の可能性があるとの考えだ。2020年までにモウリーニョが獲得へ動くシナリオは十分に考えられるだろう。
5.メスト・エジル(アーセナル MF 29歳)
エジル退団の可能性は沈静化してきているものの、以前からモウリーニョが強い興味を示してきた選手なのは間違いない。アーセナルもエジルとの契約延長に近づいていると言われるが、まだ留まると決まったわけではない。モウリーニョはレアル・マドリード時代の教え子を常に評価してきたが、果たして……。
今季はプレミアリーグのタイトル獲得が難しくなっており、クラブとしてもアレックス・ファーガソン氏退任以降初のリーグ制覇を達成すべく今後も資金を積極的に投じてくるだろう。2020年になる頃にはどんなイレブンとなっているのか楽しみだ。