国王杯敗退のレアル、“クラブ史上初”の不名誉な記録が明らかに

苦境に立たされているジダン監督 photo/Getty Images

「ジダン政権下で最も愚かな夜」

24日にスペイン国王杯の準々決勝(2ndレグ)が行われ、レアル・マドリードが本拠地でレガネスに1-2で敗れた。同試合の結果により2戦合計スコアが2-2となったものの、アウェイゴールの差でレアル・マドリードの敗退が決定している。

クラブ史上初となる敵地での1stレグを制したうえでの国王杯敗退の屈辱を味わったレアル・マドリード。2ndレグでは自陣での軽率なパスミスが災いして相手に先制を許したほか、試合全体を通じて度々相手のカウンター攻撃を浴びるなど、低調なパフォーマンスに終始した。この惨状にスペイン紙『MARCA』は「(レアル・マドリードは)ジダン政権下で最も愚かな夜を過ごした」と酷評。「クラブの危機的状況は更に悪化した」と、同クラブの凋落ぶりを伝えている。

今季のリーガ・エスパニョーラ19試合消化時点(1試合未消化)で4位と、来季のUEFAチャンピオンズリーグの出場権確保が危うくなっているレアル・マドリード。27日に行われる3位バレンシアとの上位直接対決(同リーグ第21節)で結果を残さなければ、ジネディーヌ・ジダン監督の解任に拍車がかかっても不思議ではない。今週末の同クラブの戦いぶりに注目が集まる。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ