“カルチョ”について語ったピルロ氏 イタリアサッカー界は「変化が必要」

長年、イタリア代表でも活躍したピルロ氏 photo/Getty Images

イタリア代表やユーヴェ、ローマについて言及

かつてACミランやユヴェントスなどで活躍した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏が、“カルチョ”について語った。

昨年をもって、20年以上の輝かしい現役生活にピリオドを打ったピルロ氏。伊『sky』のインタビューに応じると、まず60年ぶりにW杯予選敗退に追い込まれたイタリア代表について「イタリアサッカー界は再生する必要があり、そのためには変化が必要。復活を遂げるためには時間がかかると思うが、ゼロからスタートしなければならない。再スタートを切るための衝撃は、チームを強くさせるはずだ」と述べている。

そしてピルロ氏は、セリエAのクラブでは古巣ユヴェントスとローマの動向が気になっているようだ。前者については「ユヴェントスは確かに強い。(CLでは)ここ3大会で2度も決勝へ進むことで、それを証明してきた。今季もユヴェントスは強いチームを持っており、チャンピオンズリーグを獲得するチャンスがあると思うよ」と言及。後者については「ローマは多くの選手が退団したが、チームは勝利を積み重ね、さらなる驚きを与え続けている。できる限り今のプレイを続けることが、彼らにとって正しいと思うよ」とコメントした。
さらに、ユヴェントスのフロント入りなど様々な噂が飛び交っているが、自身の今後については「私は終わりを迎えたばっかりだ。自分自身を見つめ直し、何がしたいのかを理解するには少し時間がかかるものだよ。時間はたっぷりあるし、ゆくっり何がしたいのかを決めるつもりさ」と話している。

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