チェルシーの”新FW獲得説”に絶対的エースが持論 「僕もストライカーを担当できるし、必要とは思わない」

チェルシーのエース・アザール photo/Getty Images

モラタ、バチュアイのことも信頼

現在のチェルシーでは昨夏レアル・マドリードから獲得したFWアルバロ・モラタがセンターフォワードの1番手で、バックアッパーにミッチー・バチュアイが控えている。しかしモラタの得点ペースやバチュアイのパフォーマンスに指揮官アントニオ・コンテが納得していないとも言われており、今冬に新たなFW獲得へ動く可能性が指摘されてきた。

しかし、チームの10番を背負う絶対的エースは新FW獲得案に賛同していない。英『Daily Mirror』によると、エデン・アザールは2人が出場できない緊急時は自分もセンターフォワードができると語り、3人目のFW獲得はそれほど必要性がないと考えているようだ。

「ウィリアンのゴールはシーズンのベストゴールの1つだよ。1タッチの連続で、フィニッシュも見事だった。あのようなプレイをもっとしたいんだ。フットボールとはシンプルだ。ボールを保持し、僕たちがやったようにプレイする。チームにはアルバロとミッチーという優れたストライカーが2人いる。もし彼らが準備できていなければ、僕がストライカーを担当出来るし、新たなストライカー獲得が必要とは思わないね。僕たちはチャンスを無駄にすると、人々は新しいFWが必要だと言う。だけど僕たちがゴールを決めると、この攻撃陣はリーグ最高のものだと誰も新たなFW獲得の必要性を言えない。チームのフォームに左右されるものであり、僕たちは現陣容にハッピーだ」
アザールはウィリアンがブライトン戦で決めた流れるような得点シーンを気に入っており、あのような細かいパスワークで相手を崩すことを理想形としている。しかし現在チェルシーの獲得リストに挙がっていると噂されるFWはウェストハムのアンディ・キャロルやストーク・シティのピーター・クラウチなどターゲットマンだ。これはアザールの理想とする攻撃に合っていない。

アザールはチームスタイルによってターゲットマンか小柄なFWが必要かが分かれると考えているようで、ターゲットマンとなるFWをあまり求めていない。今回チェルシーはブライトン相手に4得点を奪って大勝しているが、新たなFWは必要なのだろうか。

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