世界中のサッカーファンを魅了したロナウジーニョ、現役生活に終止符

バルセロナ時代のロナウジーニョ photo/Getty Images

代理人の兄が引退を公表

これまで世界中のサッカーファンを魅了してきた元ブラジル代表FWロナウジーニョが、ついに現役を退くこととなった。実の兄で、彼の代理人を務めるロベルト・アッシス氏が公表した。

現在37歳のロナウジーニョは母国の名門グレミオでプロとしてのキャリアをスタートさせると、パリ・サンジェルマンやバルセロナ、ミランでプレイ。華麗なテクニックで見る者を楽しませ、数々のタイトルも獲得してきた。そして2011年からは南米へ戻り、母国クラブのフラメンゴやアトレティコ・ミネイロ、メキシコのケレタロを渡り歩き、2015年にフルミネンセを退団して以降は無所属の状態が続いていた。近年は事実上の引退状態となっており、世界各地を飛び回り様々なイベントへ参加している様子を自身のInstagramへ投稿していたが、正式にプロとしてのキャリアに終止符を打つこととなった。

英『BBC』などによると、イベントへ参加した代理人がメディアの前で「彼(ロナウジーニョ)はサッカーを辞める。終わりを迎えることとなるのだ」と発表。さらに「彼の引退のために、ブラジルやヨーロッパ、アジアなどで、様々なイベントを行う予定だ。W杯終了後の8月あたりかな。もちろん、ブラジル代表とも何かやろうと考えているよ」明かしている。
また一人、サッカー界を牽引してきたレジェンドがスパイクを脱ぐこととなった。ひとまずお疲れ様と言いたい。

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