リヴァプールのNo.1補強ポイントはGKだ! カリウス、ミニョレに代わる新守護神候補たち

満足なパフォーマンスを見せられていないカリウス photo/Getty Images

守備力の向上がプレミア制覇のカギ

リヴァプールは12月にサウサンプトンからDFフィルジル・ファン・ダイクを獲得することに成功した。以前からセンターバックの質に問題があると言われていただけに、この補強は大きい。では、次に補強すべきはどのポジションか。英『Daily Mirror』は間違いなくGKだと主張している。

リヴァプールは14日にマンチェスター・シティに初黒星をつけたが、GKロリス・カリウスのパフォーマンスは決して満足できるものではない。特にレロイ・サネにニアサイドをぶち抜かれたシュートは、トップレベルのGKなら確実に弾き出していたはずだ。ファン・ダイクを獲得したのは良いが、カリウスとシモン・ミニョレ以上のGKを獲得しなければ守備力の向上には繋がらない。

同メディアは何人か候補者をリストアップしているが、1番の大物として名前を挙げたのはアトレティコ・マドリードのヤン・オブラクだ。ワールドクラスのGKとの評価を受けるオブラクを引き抜くのは困難だが、リヴァプールがプレミアを制するにはフィリペ・コウチーニョの売却で得た資金で大物GKを獲得するべきなのかもしれない。サポーターもオブラク級のGKがやってくれば大満足だろう。
リヴァプールが獲得に興味を示しているとされるローマGKアリソンも有力な候補者だ。ブラジル代表のアリソンは2018ロシアW杯に万全の状態で臨む考えを持っており、今冬にクラブを離れる考えはないという。しかしW杯終了後に動きが起こる可能性もあり、アリソンもリヴァプールの守護神を任せるにふさわしい人材と言える。

そこからはややネームバリューに欠けるが、ヴォルフスブルクのクーン・カステールス、堅守バーンリーを支えるニック・ポープ、ラツィオの22歳GKトーマス・ストラコシャ、長期的なプランでGKを育てるという観点から18歳のトゥールーズGKアルバン・ラフォントもリストアップされている。

カリウス、ミニョレ以上のGKとなればサポーターはワールドクラスの選手を求めるだろうが、リヴァプールはファン・ダイクに続いて即戦力を確保できるのか。マインツから期待を背負って加入したカリウスが不安定なパフォーマンスを続けているだけに、これ以上の補強ミスはサポーターも許さないだろう。

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