「カガワの獲得へ6度も日本へ足を運んだ」 アーセナルが獲得した20歳DFに注目すべき理由

香川もミスリンタート氏が発掘した逸材 photo/Getty Images

ミスリンタート氏の仕事が動き出す

先日、アーセナルはギリシャのPASヤニナから20歳のDFコンスタンティノス・マヴロパロスを獲得したことを発表した。すでにレンタル移籍させる方針が決まっているようで、プレミアリーグで即戦力となれる選手ではない。アーセナルサポーターもこの話題にあまり注目していないかもしれない。

しかし英『Daily Mail』は、今回のマヴロパロス獲得をただのニュースで終わらせるべきではないと主張している。なぜなら、これはアーセナルのスカウトに就任したスヴェン・ミスリンタート氏の最初の仕事だからだ。同氏はドルトムントでスカウトを務めていた人物で、無名ながら実力を持つ若手選手を複数獲得してチームを欧州トップレベルでも戦える集団へと変えた。そのミスリンタート氏が獲得したのだから、マヴロパロスもとんでもない逸材なのではと同メディアは期待している。

2010年にセレッソ大阪からドルトムントに移籍した日本代表MF香川真司も同じだ。同メディアはミスリンタット氏の功績の1つとして香川の獲得を紹介しているが、当時の香川も欧州では誰も知らない存在だった。ドルトムントが香川獲得に費やした金額は僅か35万ユーロとなっており、ドルトムントのサポーターも大丈夫かと不安に感じたかもしれない。

しかし、香川の獲得が正しい選択だとすぐに分かることとなった。同メディアは、「カガワの獲得はドルトムントがブンデスリーガ、欧州で価値を飛躍的に高めるスタートとなった。ミスリンタートとスカウティングチームは6度も日本へ足を運び、2部でプレイするMFをチェックした。同時にビデオでも香川がシグナル・イトゥナ・パルクで成功を収められるかを分析した」と伝えており、ミスリンタート氏のスカウトチームが香川の能力をしっかり把握したうえで獲得に動いたことを強調している。マヴロパロスの獲得もミスリンタート氏ならではの考えがあったのだろう。

アーセナルでマヴロパロスが実力を発揮するのはまだ先の話になるだろうが、ミスリンタート氏がアーセナルにも無名の実力者を数多く連れてきてくれるのではないかとの期待感は高まっている。

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