ボヌッチ、ビリア、カリニッチ…… ことごとく期待外れに終わったミランの補強を伊メディアが採点

大きな期待を背負っていたボヌッチ photo/Getty Images

驚くほど低い評価に

今季開幕前、ミランはチャンピオンズリーグ出場権獲得を目標に大胆な補強に打って出た。昨季からスタメン全員を入れ替えられるほどの即戦力を獲得し、一気にタレント軍団へ生まれ変わったのだ。しかし、ここまでその新戦力が抜群の働きを見せているとは言い難い状況だ。順位も11位と上がらず、チャンピオンズリーグ出場権獲得はすでに実現困難なミッションになっている。

そこで伊『Calciomercato』は、ミランが獲得した新戦力の前半戦を採点。誰が期待通りのパフォーマンスを見せているのかを分析している。

まずは守備陣からだ。すでにミランはリーグ戦で27失点を喫しており、13失点で首位のナポリとは2倍の差がついている。この時点で同メディアの評価が低くなるのは仕方がない。ビジャレアルから獲得されたDFマテオ・ムサッキオはC-、ヴォルフスブルクから獲得した左サイドバックのリカルド・ロドリゲスはC、そして最も期待されてユヴェントスからやってきたレオナルド・ボヌッチにはD+の評価がつけられている。同メディアはボヌッチの守備が不安定だと指摘しており、当初の期待の大きさから考えると評価が低くなるのは当然だろう。

中盤も期待外れに終わった感が否めない。10番を任されたハカン・チャルハノールは出場機会も多くなく、現指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾの志向するスタイルにもマッチしているとは言い難い。同メディアはチャルハノールの個性と起用されるポジションも合っていないと指摘しており、C-の評価だ。それよりも低い評価をつけられたのがラツィオから獲得したルーカス・ビリアだ。アンカーの位置でチームを引き締めることが期待され、当初はボヌッチに次いで期待が大きかった選手でもある。しかしビルドアップでのミスも多く、同メディアも最悪の補強の1つと切り捨てている。評価は今回の企画で最低となるDだ。

唯一B-の評価を受けたのがフランク・ケシエで、良い時と悪い時の差が激しいながらも一定の評価は得ている。まだ良い時があっただけでも良しとすべきだろう。

最後は攻撃陣だ。前指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラのお気に入りでもあったニコラ・カリニッチはフィオレンティーナ時代のように得点を量産できておらず、C-の評価だ。16試合でわずか4得点と自信を失っているようにも見え、全くの期待外れだ。ポルトから獲得した若いアンドレ・シウバはC+だ。何よりセリエAでは得点がなく、評価することさえ難しい。同メディアは才能の片鱗を見せる時はあると今後の成長に期待しているが、即戦力と考えられていただけに補強は失敗と考えていいだろう。

ウイングバックなど幅広い役割を務めるファビオ・ボリーニにはB-の評価がつけられており、今回はケシエとボリーニが最も高い評価となった。負傷離脱しているアンドレア・コンティについては採点がない。何とも寂しい結果となってしまい、昨夏の補強はことごとく狙いが外れている。選手がガラリと替われば機能させるのも難しくはなるが、これだけ獲得して大ヒットが1人もいないのは考えものだろう。

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