メッシ、C・ロナウドがいなければバロンドールを獲得していた? ロッベンは過小評価されているのか

バイエルンの柱・ロッベン photo/Getty Images

もっと称賛されてもおかしくないか

カカーが2007年にバロンドールを獲得して以降、同賞はレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナFWリオネル・メッシが支配してきた。この2人が偉大すぎたがゆえに正当な評価、賞を得ることができなかった選手も多いが、バイエルンFWアリエン・ロッベンもその1人かもしれない。

ドリブルの切れ味、突破力はメッシをも上回るレベルにあり、33歳になった今もDFは対応に手を焼いている。何より凄いのはチームを選ばないことだ。母国オランダのフローニンヘンでデビューを果たし、すぐ国内を代表する強豪PSVに移籍。ここでも結果を出し、リーグ制覇に貢献している。

その後移籍したチェルシーではジョゼ・モウリーニョの指導を受け、プレミアリーグを連覇。レアル・マドリードでは満足な扱いを受けなかったが、それでもリーグ制覇を経験している。レアルが放出を後悔すべき選手の1人だろう。
そして現在所属するバイエルンでは長年にわたって圧倒的なパフォーマンスを維持し、逆サイドの相棒フランク・リベリとともにチームを牽引。ブンデスリーガを6度制覇し、クラブワールドカップもチャンピオンズリーグも制した。これだけの数のタイトルを獲得していることを考えても、バロンドールを獲得していても不思議はないはず。ブンデスリーガ公式は正当に評価されていない選手の1人と主張しており、もっと高く評価されるべきと考えている。メッシ、ロナウドの時代でなければもっと評価は高かったかもしれない。

唯一残念なのは、怪我が多い選手であることだ。そこは鉄人と呼ばれるロナウドらとの大きな違いと言える。しかし同サイトは、逆に怪我での離脱が多いのに235得点182アシストの成績は驚異だと伝えており、高く評価されるべき要素と捉えている。

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