ついに”世界最高の左足”と比較される領域に 大ブレイクのサラーに元アーセナルFW「メッシを思わせる」

レスター戦でも2発決めたサラー photo/Getty Images

2018年はさらなる大活躍の可能性も

誰がここまでのブレイクを予想しただろうか。リヴァプールFWモハメド・サラーが止まらない。

30日に行われたレスター・シティ戦でもサラーは2得点を記録し、チームを2-1の勝利に導いた。何でも左足1本でこなしてしまう技術の高さ、スピードは見事だ。英『Daily Mail』によると、その凄さからサラーはバルセロナFWリオネル・メッシと比較されるところまできてしまったようだ。

かつてアーセナルなどで活躍したイアン・ライト氏は、「彼はメッシを思わせるところがある。プレイスタイルなどはメッシのような雰囲気だ」と評価しており、右サイドからカットインしてゴールを決めてくるエジプト代表FWの能力に驚いている。
興味深いのは、サラーがスピード自慢の選手でありながら相手を背負ってボールを受けることも得意としていることだ。この試合の2点目の場面でも、自身より体の大きいレスターDFハリー・マグワイアに寄せられながらもボールをしっかりキープし、くるりと反転して突破している。スピードスターは背後からタイトに寄せられることを嫌う傾向にあるが、サラーはこうしたプレイを苦にしていない。これもプレミアリーグで活躍できている理由なのだろう。

メッシ風とまで表現されるサラーの勢いはどこまで続くのか。2018年にはロシアワールドカップもあり、サラーが来年の主役になるかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ