ユヴェントスで続く”ディバラ外し” 機能する[4-3-3]のシステムに若きエースの居場所はなし?

セリエAで3試合続けてベンチスタートだったディバラ photo/Getty Images

伊メディアは不満を溜め込むのではと不安視

優勝を争うナポリを1-0で撃破した12月1日以降、ユヴェントスでは10番を任されるFWパウロ・ディバラがベンチを温める珍しい光景が続いている。リーグ戦ではインテル戦、ボローニャ戦、23日のローマ戦と3試合続けてベンチスタートとなり、ローマ戦に至っては出番すらなかった。

しかしチームはインテルとスコアレスドロー、ボローニャとローマは撃破するなど結果を出している。3試合ともクリーンシートを達成しているのも特徴的で、ディバラが抜けてもチームはしっかりと勝ち点3を加えている。

ディバラは20日に行われたジェノアとのコッパ・イタリア5回戦には出場し、美しいゴールまで決めている。状態はそれほど悪いわけでもないだろう。しかし指揮官マッシミリアーノ・アッレグリはリーグ戦でディバラ外しを継続しており、将来のバロンドール候補ともされるエースと指揮官の関係が疑問視されている。

この現状に伊『Calciomercato』は、ユヴェントスはセリエAでの勝利にディバラをそれほど必要としていないと分析しており、ここ最近アッレグリが使用している[4-3-3]のシステムも原因と伝えている。開幕当初はゴンサロ・イグアインとディバラを2トップで並べるケースが多かったが、ここ最近のアッレグリは中盤の枚数を1枚増やすやり方を好んでいる。ローマ戦ではミラレム・ピアニッチ、サミ・ケディラ、ブレーズ・マテュイディの3人が中盤を任され、前線はワイドな位置にファン・クアドラードとマリオ・マンジュキッチ、最前線にイグアインを据えている。

確かにこのシステムならディバラを起用する位置を見つけるのが難しいかもしれない。クアドラードとマンジュキッチには自陣深くまで守備に戻ることが徹底されており、ディバラに同様の役割を求めるのは難しい。しかも左のマンジュキッチはターゲットマンとしても優秀だ。同メディアもアッレグリの中にマンジュキッチを外す案は存在しないと伝えており、このシステムはディバラにとって快適なものにはならないかもしれない。

それでも同メディアは次世代を担うエースに不満を溜め込ませないためにも、何とか解決策を見つける必要があると指摘。今のやり方で白星が続いたとしても、ディバラを輝かせるシステムを模索していくべきとの考えを示している。さもなければディバラが移籍を真剣に考慮する危険性もある。ディバラ不在でもしっかり勝ち点を拾えるチームを作ってくるあたりはアッレグリの手腕だが、10番を任された若きエースをどうチームに組み込んでいくのか。アッレグリには贅沢かつ難しい悩みがある。
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